天皇賞(春)GⅠの予想です。
今回のポイントは、①阪神競馬場 ②メンバー構成 ③斤量 です。
ポイント①競馬場
今回のレースは、現在改修工事のため通常の京都ではなく、阪神競馬場となります。
阪神競馬場は、今年2月の2週目から開催が始まり、今週で12週目になります。
かなり使い込み続けている状態ですので、特に内枠は気になるところです。
ただし、昨日5月1日開催の芝コースの結果をみると、さほど影響はなさそうです。
考慮するとすれば、過去の同レースの結果は京都コースであるということです。
過去レースは参考程度にしつつ、今年の阪神大賞典の結果を分析したほうが良いかもしれません。
今年の阪神大賞典は重馬場でしたが、今回は小雨のなかですが、良馬場です。
なかなか判断が難しいところですね。
ポイント②メンバー構成
今年の天皇賞(春)は、はっきりいってパッとしないメンバーです。
GⅠ馬は、以下の2頭のみ。
2019年菊花賞の勝ち馬 ワールドプレミア
2016年のダービー馬 マカヒキ
昨年の勝ち馬フィエールマンもいなければ、有馬記念に勝ったクロノジェネシスも
3冠馬コントレイルもいません。
こんなレースの場合は、馬同士のレベルのはかり方が難しいです。
目立った上がり馬も見当たりません。
ポイント③斤量
ここ数年の傾向ですが、牝馬が強いイメージがあるのは、もはや常識です。
今回はGⅠですので、牡馬58キロ、牝馬56キロです。
阪神大賞典の時は、勝ったディープポンドは56キロ、2着のユーキャンスマイルは57キロでした。
今回は、この2頭は同じ58キロです。
一方、牝馬のカレンブーケドルやウインマリリンなどは56キロです。
予想
上記に挙げた3つのポイントから、検討したいと思います。
ワールドプレミア、アリストテレス、カレンブーケドル
ユーキャンスマイル、ディープボンド、ウインマリリン、オーソリティ
このあたりまでが、検討に入ってくると思います。
7頭おりますが、あとは好みになってきます。
ワールドプレミアは、一昨年の菊花賞で勝ちましたが、
全体的にはイマイチ感が抜けない感じです。でも3000M級の長距離では
菊花賞以外走っていませんので、今回の3200Mはプラスにでるかもしれません。
アリストテレスは、阪神大賞典1番人気7着で今回評価が下がっています。
ただ、ルメールですので、長距離では特に外すのは難しい馬という漢字です。
カレンブーケドルは、過去のレース結果からすると、全て5着以内で安定性は高いです。
勝ちきれるかと言われると、スイ-トピーS以来勝ちがありません。善戦は期待できそうです。
ユーキャンスマイルは過去2年の天皇賞(春)で4着と天皇賞での相性は悪くないですが、
上積みを期待できそうにはありません。
ディープボンドは、今回1番人気です。和田騎手が3000M級のレースが上手いということは
感じますが、対戦相手をみているとあまりこの馬が強いと感じる状態ではありません。
ジョッキー期待といったところです。
ウインマリリンは、今年皐月賞で始めたGⅠを勝った横山武史騎手です。
ただ、馬の戦績としては実力はあるものの、安定はしていません。
抑え程度です。
最後にオーソリティです。
血統面では、完全に長距離向きです。ただし、このレベル(GⅠ)でどうかと
いったところです。今回のメンバーであれば良い勝負になるかもしれません。
まとめ 結論
②アリストテレス
③カレンブーケドル
⑰オーソリティ
この3馬でいきたいと思います。